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2026年3月10日

日本生産性本部(JPC)月例研究会に登壇致しました。

 3/6(金)に日本生産性本部月例研究会に登壇致しました。当日の会場参加者は18名(20名キャパシティなのでほぼ満席)、アーカイブ視聴110名と好評でした。

ご参加いただいた皆さまからは、

■人事分野の講演として、これまでとは異なる切り口の内容だった
■「自分もひとり人事なので、大変参考になった」
■「ひとり人事を言語化していただき腑に落ちた」

などの感想が寄せられました。

以下、記者がまとめた当日の内容ダイジェストです。

 日本生産性本部は3月6日、東京都千代田区の生産性本部ビルで会員月例研究会を開催した。講師は、株式会社グローブハート経営統括本部本部長の岡田英之氏。岡田氏は、生産性出版から2025年に刊行した『ひとり人事から中堅企業まで使える 人事1年目の教科書』を踏まえ、「経営参謀型人材マネジメント」をテーマに講演した。当日は会場で同書の販売も行われた。

 講演では、中堅・中小企業やグループ会社の現場を前提に、少人数で幅広い業務を担う「ひとり人事」の実務と、経営に近い立場で組織課題に関わる人事(参謀型人事)の役割について解説した。

 岡田氏は、人事業務を「基軸・理念」「人事制度」「労務コンプライアンス」「人材フローマネジメント」「人材育成」の五領域で整理。採用、配置、評価、給与計算、安全衛生などの普遍的な業務を着実に運用することが土台であり、その上で人的資本経営やパーパスなどの新たな潮流に向き合う必要があると述べた。

 その上で、人事の役割(PDF)として、制度や仕組みを設計する機能(P:プロデューサー)、現場に制度を浸透させる機能(D:ディレクター)、関係者の利害を調整する機能(F:フィクサー)の三つを挙げ、少人数の人事部門ほどこれらを横断的に担う重要性を強調した。

 また、参謀型人事に求められる力として、場の空気を感じる「感」、俯瞰して観察する「観」、兆候から仮説を立てる「勘」という「三感力」を提示。社員本人も気づいていない強みや可能性を見いだし、配置や育成につなげる視点の重要性を指摘した。

 さらに、親会社からの出向者と子会社のプロパー社員との摩擦、オーナー企業における世代間の分断、経営者の紹介による採用をめぐる課題など、実例も交えて説明。契約や評価、選考プロセスの透明性を高めるとともに、対話を通じて納得感を醸成することが、人事に求められる実践力だと語った。
経営統括本部長・組織人事コンサルティング部長 岡田英之

経営統括本部長・組織人事コンサルティング部長

岡田英之

1996年早稲田大学卒
2016年東京都立大学大学院 社会科学研究科(現在は経営学研究科)博士前期課程修了〈経営学修士(MBA)〉
1996年新卒にて、大手旅行会社エイチ・アイ・エス(H.I.S)入社、人事部に配属される。
その後、伊藤忠商事グループ企業、講談社グループ企業、外資系企業等において30年間以上に亘り、人事及びコンサルティング業務に従事する。
現在、株式会社グローブハート経営統括本部長、組織・人事コンサルティング部長、グループ支援部長
■日本人材マネジメント協会(JSHRM)執行役員
■2級キャリアコンサルティング技能士
■産業カウンセラー
■大学キャリアコンサルタント
■東京都立大学大学院(経営学修士MBA)