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2026年4月7日

拙著レビューコメントから考える「ひとり人事」、「経営参謀型人事」 

 拙著にレビューコメントをお書き頂いた皆さまに感謝すると同時に、中堅・中小企業の人事担当者の皆さんが、「ひとり人事」や「経営参謀型人事」を実践していただくヒントを得て頂ければ嬉しいです。

■本書によれば、人事の適正人数の目安は「社員100人に対して1人」。アップでは、「ひとり人事」が当たり前になります。本書は、「ひとり人事」から中堅企業までを対象に、人事の全体像や戦略人事の考え方、ひとり人事のキャリアパスを、豊富なケースを使って実務的に解決また、用語解説も充実しております、最新の人事用語やトレンドもわかりやすい点もありがたいです。

■本書は人事担当者の本ではありますが、「ひとり人事」を支える経営陣にとっても、学びの多い一冊です。

■基本的な仕事も、社内での動き方を基準に分類されており、経営の参謀としての動き方や考え方、親会社がある場合の人事の思考、オーナー企業人事など、たまたま具体的な人事の課題や悩みを解決する実務的な知識に満ちています。ここまで詳細に日本の人事の現場感覚を語った本はないと思います。特に私が注目したいのは、全体的に経営や組織の視点と、従業員に寄り添う姿勢が上手く混合され昇華されている点です。

■人事制度や人事戦略を語る本は多い中、本書は「人を動かす」という人事の日常業務に焦点を当てた貴重な一冊です。 改革や革新だけでなく「普通の仕事」をなんとかうまくやっていき、現場感覚に富んだリアルな説明で解き明かして迷うことなく人事の立ち位置や行動の指針が描かれているので、自分の状況に考慮しやすいです。人事実務家としてのソフトスキルを磨きたい人にとって非常に参考になります。

■中小企業の人事担当者向けの本で、リアルな人事の考え方がわかる本。マニュアル
的なことが書いてあるわけではないので、人事担当になって最初に手に取るような内容ではない。2・3年は人事業務の経験を積んだほうが読んで、こういう考え方で人事的なスタンスを取ればいいと思うのが当然、自信が持てるような気がする本。

■一般論ではなく、組織の中で比較的うる人事に関する仕事が言語化されており、学びが多い。また、復習問題やキーワードなども章末にまとめて勉強になる。

■中小企業の人事担当者です。日本では中小企業が99.7%を占める中で、中小企業の人事ひとりの気持ちに寄り添いながらも、実践的なアドバイスが豊富に書かれている良書でした。

■人事の立場で経営にどう関与するか、少数でもどのようなか具体的な見方をするかが的に書いてあり、人事で働く人は多少の共感や共鳴ができるのでは警戒。あとはこれをどうする行動・実践か(は、実際具体的に書いていない)1 年目は正しいと言いつつ、人事を経験した早い段階で読むのが、一番役に立つと考える。

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経営統括本部長・組織人事コンサルティング部長 岡田英之

経営統括本部長・組織人事コンサルティング部長

岡田英之

1996年早稲田大学卒
2016年東京都立大学大学院 社会科学研究科(現在は経営学研究科)博士前期課程修了〈経営学修士(MBA)〉
1996年新卒にて、大手旅行会社エイチ・アイ・エス(H.I.S)入社、人事部に配属される。
その後、伊藤忠商事グループ企業、講談社グループ企業、外資系企業等において30年間以上に亘り、人事及びコンサルティング業務に従事する。
現在、株式会社グローブハート経営統括本部長、組織・人事コンサルティング部長、グループ支援部長
■日本人材マネジメント協会(JSHRM)執行役員
■2級キャリアコンサルティング技能士
■産業カウンセラー
■大学キャリアコンサルタント
■東京都立大学大学院(経営学修士MBA)