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2026年3月11日

3/6(金)日本生産性本部にて開催された講演会に組織・人事コンサルティング部長の岡田英之が登壇致しました。


3/6(金)に日本生産性本部月例研究会に登壇致しました。
当日の会場参加者は18名(20名キャパシティなのでほぼ満席)、アーカイブ視聴110名と好評でした。


ご参加いただいた皆さまからは、

「人事分野の講演として、これまでとは異なる切り口の内容だった。」
「自分もひとり人事なので、大変参考になった」
「ひとり人事を言語化していただき腑に落ちた」
などの感想が寄せられました。

以下、編集者がまとめた当日の内容ダイジェストです。


日本生産性本部は3月6日、東京都千代田区の生産性本部ビルで会員月例研究会を開催した。講師は、株式会社グローブハート経営統括本部本部長の岡田英之氏。 岡田氏は、生産性出版から2025年に刊行した『ひとり人事から中堅企業まで使える人事1年目の教科書』を踏まえ、「経営参謀型人材マネジメント」をテーマに講演した。当日は会場で同書の販売も行われた。


講演では、中堅・中小企業やグループ会社の現場を前提に、少人数で幅広い業務を担う「ひとり人事」の実務と、経営に近い立場で組織課題に関わる人事の役割について解説した。


岡田氏は、人事業務を「基軸・理念」「人事制度」「労務コンプライアンス」「人材フローマネジメント」「人材育成」の五領域で整理。採用、配置、評価、給与計算、安全衛生などの普遍的な業務を着実に運用することが土台であり、その上で人的資本経営やパーパスなどの新たな潮流に向き合う必要があると述べた。


その上で、人事の役割(PDF)として、制度や仕組みを設計する機能(P:プロデューサー)、現場に制度を浸透させる機能(D:ディレクター)、関係者の利害を調整する機能(F:フィクサー)の三つの役割を挙げ、少人数の人事部門ほどこれらを横断的に担う重要性を強調した。


また、参謀型人事に求められる力として、場の空気を感じる「感」、俯瞰して観察する「観」、兆候から仮説を立てる「勘」という「三感力」を提示。社員本人も気づいていない強みや可能性を見いだし、配置や育成につなげる視点の重要性を指摘した。さらに、親会社からの出向者と子会社のプロパー社員との摩擦、オーナー企業における世代間の分断、経営者の紹介による採用をめぐる課題など、実例も交えて説明。契約や評価、選考プロセスの透明性を高めるとともに、対話を通じて納得感を醸成することが、人事に求められる実践力だと語った。